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狭心症が心筋梗塞になる兆候
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食事でコレステロールを減らす
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心筋梗塞後の生活
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心筋梗塞の兆候
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心筋梗塞の原因:タバコ、高血圧、糖尿病、肥満
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心筋梗塞の原因:コレステロール
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コレステロール値を減らす療法
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心筋梗塞について
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狭心症の治療・手術法
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狭心症が心筋梗塞になる兆候
これからは、「自分で測って医師に見せる」
胸が痛い、動悸や息切れがするといった症状は、狭心症や心筋梗塞のような心臓病によるものかもしれません。
オムロンの携帯型心電計なら、家庭や外出先でも動悸などの症状が起きたその時の心電図波形を、約30秒で測定。
医師に見せることで、的確な診療に活かしてもらうことが できるのです。
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私は1日に複数回、計測するのでSDカードを利用しています。300件までデータが入るので快適です。
大まかな心電図の読み方が別冊でついてきますが、非常に簡単なものなので、自分でも詳しく知りたいという場合には何か看護師さん向けの本などを用意した方がいいかも知れませんね。(当然、お医者様に判断してもらうのが大原則ですが。)
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もし狭心症があるのなら、あなたは心筋梗塞発症の候補生といえる。
狭まっていた血管が、ふつうは動脈硬化性のプラークが破裂するせいで(あるいは新たな凝血塊(血栓)がその表面にできるせいで)突然ふさがるのだ。
原因はどうあれ、そうなると心筋への血流は遮断される。
すると心臓の、閉塞した血管によって供給されていた部分が死ぬ。
冒された箇所が大きければ、あなたは生き延びられないかもしれない。
また、死にゆく心筋は酸素が足りなくなると、電気的作用を誘発して心室細動をひきおこす場合がある。
心室細動とは心臓の協調を欠いた痙攣で、これが起こると心臓は血液を送り出すことができず、ただちに電気ショックによって治療されないと間違いなく命にかかわる(心臓発作の疑いのある人は病院に着いたとたん、心室細動が起こったときすぐに治療できるように、かならず心電計につながれる)。
心筋梗塞の典型的な症状は、胸の中央あたり、胸骨の内側の圧迫感、膨満感、締めつけられる感じ、あるいは痛みである。
それがしばしば腕や肩、背中、顎、耳にまでひろがっていく。
こうした症状は狭心症にきわめて似ているが、狭心症はふつう(つねにとはかぎらないけれども)心筋梗塞の前にも起こり、その持続時間は数十秒から数十分だ。
だが心筋梗塞の症状は狭心症よりもはるかに激しく、また狭心症とは違って、なんの活動もしていない休息中におそってくる。
ニトログリセリンの錠剤を口に含めば数秒から数分は痛みがやわらぐかもしれないが、またぶりかえしてくる。
体の力が抜け、息が切れ、めまいがして気が遠くなり、吐き気を覚える。
自分の心拍や動悸が感じられ、おそらく冷や汗も出てくるだろう。
ほとんどの患者は、なにかきわめて深刻な事態が起こっていることを本能的にさとって、ひどく不安にかられる。
横になるよりもすわった姿勢のほうが気分がましなことが多い。
鏡の前にいなければ自分の様子は見られないが、たまたま見ていただれの目にもひどく青ざめ、いかにも具合が悪そうに映るだろう。
これが心筋梗塞の古典的な症例である。
しかし現実にはおなじ例は2つとなく、いまあげた諸症状がさまざまな組み合わせであらわれる。
もしかすかにでも、自分が心筋梗塞を起こしているのではないかという疑いをもったら、できるだけ早くアスピリンを飲み、手近な病院の救急室に向かうことだ。
電話で救急車を呼ぶか、だれかの運転で連れていってもらう。
かかりつけの医師に電話して相手が出てくるのを待っていてはいけない。
いまはあなたの診断能力を試しているときでも、これは胃の問題か肺の疾患か、それとも筋肉の痩攣だろうかと考えているときでもないのだ。
心筋梗塞の症状はほかのいくつかの疾患とまざらわしいこともあるが、それを区別するのはあなたではなく、医師の仕事である。
なによりも「時が肝心」であるのを覚えておくこと。
すぐさま救急室に直行すべし。
救急室で胸の痛みがあると告げれば、あなたは遅滞なく医師の診察をうけることになるだろう。
だれかがあなたに酸素をあたえ、別の助手が心電計をつなぎ、ナースが血圧を測る。
そして心電図と血圧がつねに表示されるようにハート・モニターにつながれ、いつ緊急の薬剤が必要になってもすぐに静脈から投与できるように、技師が点滴静注を始める。
血液が採取されて、あなたが「酵素をまきちらしている」かどうか検査され(心筋が心筋梗塞によって傷つけられたときに血液中に放出する酵素が測定される)、さらにニトログリセリンを投与される。
これらの処置一切は、ほんとうに心筋梗塞を起こしているかどうかが確認される前でも、念のためにおこなわれる。
こうしたあわただしい(しかし必要な)手順のあいだ、医師はきわめて焦点をしぼりこんだ心臓検査をおこなう。
心電図は発症してから最初の数時間は正常のままということもあるので、それだけでは急性の心筋梗塞の診断を下すには十分でない。
そのためにさまざまな別の検査がおこなわれるのだ。
こうして検査の結果がはっきりと急性の心筋梗塞であることを示したとき、治療にはいくつかの選択肢がある。
従来どおりに扱われるとすれば、あなたは病院の冠動脈疾患集中治療病棟に入れられ、酸素吸入がつづけられるかたわら、
静脈から抗凝血剤が投与されるとともに、血を薄めるための経口のアスピリンがあたえられる。
さらにニトログリセリンが静脈から、冠動脈拡張剤が経口で投与されるほか、心筋の緊張をやわらげるためにアンギオテンシン転換酵素阻害薬やベータ遮断薬(あるいはその両方)といった薬もあたえられ、血圧がコントロールされる(低すぎれば上げ、高すぎれば下げる)。
しかし最近の心筋梗塞患者の多くは、とりわけ大規模な医療センターでは、より積極的に治療される。
もしあなたが発症後3、4時間以内に病院に着けば、動脈をふさいでいる新しい凝血塊を溶かす薬剤のひとつが投与されるだろう(血栓溶解療法)。
これによってしばしば、心臓の冒された箇所への血流が一部回復する。
こうした療法がうまくいけば、心電図に示される心筋障害の兆候は劇的に改善し、胸部に感じられる症状もやわらぐ。
もうひとつの選択肢は、緊急の血管形成術である。
あなたが幸運に恵まれれば、冒された血管のなかの新しい凝血塊が風船によって開かれ、心筋が永続的な損傷をこうむる前に血流が回復するだろう。
だからおわかりだろうが、たとえ心筋梗塞が起こっているのではないかという疑いがあるだけでも、早く病院に行くことがとにかく重要である。
後悔するよりも安全なほうがいい。
時機をはずさない治療こそがあなたの命を救い、永続的な心筋障害をふせぎうるのだ。
以上にあげた方法すべてを試みても、胸の痛みが消えず、心電図の異常が悪化し、血液中の酵素の値が上がりつづけ、血圧がショック状態のレベルまで下がるという場合もある。
こうしたきびしい状況では、緊急のバイパス手術が必要になるかもしれない。たとえそうなっても、絶望してはいけない。
現代の医療技術のおかげで、こうした手術は急性の心筋梗塞のさなかにでも安全におこなわれうる。
カテゴリー:心筋梗塞
食事でコレステロールを減らす
ライフエンハンスメント ベジステロール 植物ステロール含有のサプリメント。
コレステロールの気になる方に。
カプセルタイプ。
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もしも医師から、血中の脂質量に異常があるので治療が必要だと言われたら、薬を飲もうと決める前に、食生活を変えるようやってみること。
すでに心臓病の兆候があるのなら、かならず規定食に従うとともに、脂質低下薬のどれかを飲みはじめるべきだ。
こうした薬の摂取をいったん始めたら、おそらく一生つづけることになるだろう。
コレステロール値が正常になったあとで薬をやめてしまえば、ほぼ確実にその値はもとにもどる。
血液中のコレステロールのうち、コレステロールの高い食べ物からくるのは三分の一にすぎない。
残りは飽和脂肪からくるもので、体内でこの脂肪が悪玉のLDLに変わるのだ。
食事によってコレステロールを下げるためには、コレステロールのみならず飽和脂肪を含む食べ物を避けなくてはならない。
飽和脂肪はふつう動物性で、コレステロールをうわまわる悪玉だ。
そこで、こうした脂肪を避ける食事について基本的な事柄をいくつかお知らせしよう。
赤肉(牛肉、羊肉など)、ベーコン、ソーセージ、ハンバーガー、
あらゆるかたちの脂肪、肝臓 じんぞうや腎臓や脳みそといった器官、乳製品を減らすこと。
卵の白身は好きなだけ食べられるし、もしほんとうに卵が大好きなら、週に3、4個は全卵を食べてもよい(卵の黄身はコレステロールが高いけれども、飽和脂肪はほとんどない)。
ミルクは脱脂乳(スキムミルク)か低脂肪乳にする。
チーズやアイスクリームは脱脂乳もしくは豆腐からつくったもの。
大量生産のケーキや焼き菓子類は、そうでないとうたわれているものをのぞけば、ほぼ例外なく全卵が使ってある。
もし自分でケーキを焼くのなら白身だけを使うこと。
飽和脂肪は、ココナツ油、パーム油、パーム核油といったコレステロールがなく動物性でもない食品にも含まれる。
これらはミルクを含まない「クリーム代用品」、スナック菓子、一部のフローズンヨーグルト、その他のフローズンデザートにも存在する。
こうした製品を買うときはかならずラベルをよく読んで、飽和脂肪を含む油を使ったものは避けること。
コーン油、綿実油、大豆油には害はない。
ただしマーガリンに加工されると、水素化と呼ばれる過程によって飽和脂肪に変わる。
棚の上で日保ちするように固めてあるのだ。
だから「ソフトな」マーガリンだけを食べるようにし、固形の製品は買わないように。
高コレステロール、高脂肪の食品のかわりに、植物性の食べ物(野菜や果物)や魚、鳥肉(皮なしで)、子牛肉を中心にすえる。
以前は禁じられていたエビ、ロブスター、ホタテガイ、二枚貝(アサリ、ハマグリなど)、カニ、カキは、いまでは食べてもよいとされている。
コレステロールは多くとも、飽和脂肪はほとんど含まれておらず、ほどほどの量をとるかぎり害はないからだ。
ただしカキ(ご存じだろうか?カキはバイアグラいらずと呼ばれているのだ)と二枚貝は好きなだけ食べてもよろしいが、ほかの貝や甲殻類は一日250グラムに限ること。
牛豚肉や鳥肉は、見た目でも実質でも筋肉だけのもの、つまり脂肪がないものを選ぶこと。
脂肪が均等な綱目のように入っている霜降り肉は、汁気たっぷりのやわらかいステーキになるが、とりわけよくない。
ハンバーガーが好きでたまらないなら、赤身の肉だけを使うこと。
料理のしかたも大事である。
あらゆる調理をキャノーラ油、ヒマワリ油、コーン油、大豆油、オリーブ油といった植物油を使っておこなう。
肉や魚は直火であぶるか、油をひかないフライパン、またはオーブンで焼く。
肉を焼くときは、脂肪が下に滴り落ちるようなラックを使う(脂肪ぬきの肉がばさばさしすぎていると思うかたは、肉汁から脂肪分をのぞいてかけるとよい。肉汁を冷蔵庫で冷やすと脂肪が固まって分離する。もし汁があまり残っていない場合は植物油をくわえる)。
せっかくこうした高コレステロール、高脂肪の食べ物を絶ったとしても、ポテトチップス、コーンチップス、チーズクラッカーなどを食べつづけるのでは意味がない。
スイートロール、パンケーキ、ワッフル、フレンチトーストなどは自分でつくるのがよい。
市販の製品には間違いなく、食べるべきでないあらゆる成分が山ほど含まれている。
グラハムクラッカーや全粒小麦粉のパン、ライ麦パン、オートミール入りパン、レーズンパン、イングリッシュマフィンなどは許容範囲内にある。
長年にわたるさまざまな研究から、ニンニクは穏やかではあるがたしかに脂質を減らす効果をもつ食品とされてきた。
しかしっい最近になってこれに否定的な、ニンニクはコレステロール値を下げるどんな効果ももってはいないと結論づける報告がいくつか出されている。
つまり、食べ物の風味を増すためにニンニクを使うのはいいけれども、体内の脂質にはなんの影響もないかもしれないということだ。
コレステロールとトリグリセリドの両方の値が高い場合は、また別のかたちで食生活を改める必要がある。
飽和脂肪とコレステロールだけでなく、炭水化物、つまり糖分やでんぷんも控えなくてはならない。
ほとんどのテサートやお菓子に別れを告げ、アルコールは一日にウィスキーなどの蒸留酒30ccか、辛口のテーブルワイン25cc、あるいはビール30ccしか飲んではいけない。
野菜は好きなだけ食べてかまわないが、果物は甘味をくわえていないものを一盛りもしくは半カップに制限する。
ゼラチンや無糖のフルーツアイスは食べてけっこう(また運動と減量は、上昇したトリグリセリドの値を下げるのにとりわけ効果的であることを覚えておこう)。
好きな食べ物をこんなに多く絶たなくてはいけないのがつらいという人は、この新しい食生活のおかげでおそらく寿命は延びるし、先行きつらい目にあわずにすむだろうと肝に銘じることだ。
ただし、公平を期するためにあらためて言っておくが、コレステロール値が正常かもしくは低い人でも、動脈閉塞を起こすことはある。
だから、ただ食生活にかんして問題はないというだけの理由でその他の危険因子を無視してはいけない。
もしあなたが、これまできびしい低コレステロールの規定食にがんばって従ってきたものの、もうずっとはつづけられないとか、
まだコレステロール値が20〜30パーセントの割合で下がっていないといった場合は、薬剤による治療を考えるべきだ。
良心の答めを感じることはない。
規定食だけでコレステロール値を望ましいレベルまで下げられる見込みは、あまり大きくはないのだ。
じつのところ食事療法だけで効果があがるのは、全患者のおそらく5、6パーセントにすぎない。
カテゴリー:心筋梗塞
心筋梗塞後の生活
これからは、「自分で測って医師に見せる」
胸が痛い、動悸や息切れがするといった症状は、狭心症や心筋梗塞のような心臓病によるものかもしれません。
オムロンの携帯型心電計なら、家庭や外出先でも動悸などの症状が起きたその時の心電図波形を、約30秒で測定。
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心筋梗塞を起こしたあとは、仕事を引退するだけでなく人生そのものから引退するのが当然と考えられ、実際それを余儀なくされた。
けっして気前がいいとはいえない保険会社さえ、心筋梗塞のあとなんらかの症状があらわれているいないに関係なく、こうした人たちを完全な身体障害者だと決めつけていた。
彼らは職を失うばかりか、ごく静かで受動的な、ストレスのない人生を送るように指示された。
だが、そうした状況は変化した。
世界には心筋梗塞をわずらったあともとの職に復帰し、活動的で正常な暮らしをつづけている人たちが数えきれないほどいる。
それが可能になったのは、血管形成術や冠動脈バイパス手術の成功のみならず、多数の新薬のおかげである。
それらの新薬には、
・発作の再発をふせぐ、
・症状を最小限に抑える、
・心筋を強くする、
・慢性的な不整脈をコントロールする、
・冠動脈を開いた状態に保つ、
・血圧を正常の範囲内で維持する、
・異常なコレステロールや血中の脂質量を減らす
といった働きがある。
こうした薬の効果のどれにもおとらず重要なのは、わたしたちが心臓の機能にたいする理解を深め、最初の心筋梗塞だけでなく再発もふせぐためのライフスタイルの重要性を認めることだ。
先に紹介した数々の予防手段は現在、かつてないほど大切になってきている。
あなたが1度目の心筋梗塞を生き延びられたのなら、2度目の心筋梗塞をふせぐためにできるあらゆることを、真剣に、全身全霊でおこなわなくてはならない。
2度目も運に恵まれるとはかぎらないのだ。
覚えておくべきなのは、冠動脈バイパス形成手術、血管形成術、その他の新しい「奇跡のような」手術は、いずれも根本的治療法ではないということだ。
これらはただの一時的な処置で、あなたが危険因子を減らしてつぎの発作をふせいだり遅らせたりするための時間を稼ぐものでしかない。
あなたは2度目のチャンスをあたえられているのだ。
心筋梗塞について覚えておきたいこと
1 正確な原因はわかっていないものの、危険因子を抑えることは予防に役立つ。
2 最も重要な危険因子は、コレステロールと血液中の脂質量の異常、高血圧、喫煙、肥満、糖尿病、若いうちからの心臓病が多い家系、運動不足、血液中ホモシステインの高い値、ある種の感染症である。
3 これらの危険因子をまったくもっていない人でも、かならずしも心臓病に無縁であるとはかぎらない。
4 活動時に胸部に感じられる症状(狭心症)があると、何日か何週間か、あるいは何ヶ月か何年かあとに心筋梗塞が起こることがある。
5 心筋梗塞の多くは突然の死をひきおこすが、その危険のある人は特定の心臓検査によって発見できることがある。
6 心電図が正常でも、心臓病の可能性は除外できない。診断を下すにはしばしば運動負荷試験が必要になる。
7 いまでは、心筋梗塞の起こる前、あるいは心筋梗塞の最中に心臓への血流を首尾よく回復させられる新しい手術法がいくつかある。
8 それでもなお、正しいライフスタイルが予防のためには必要不可欠である。
カテゴリー:心筋梗塞
心筋梗塞の兆候
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胸が痛い、動悸や息切れがするといった症状は、狭心症や心筋梗塞のような心臓病によるものかもしれません。
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リビドー、つまり精力減退は、さまざまな要因(心理的なもの、身体的なもの、ロマンティックなもの、環境的なもの、あるいはホルモン)の相互作用によって決定されるきわめて複雑な現象である。
セックスの嗜好は食べ物やアルコールの噂好におとらずさまざまだ。
たとえば、つぎの食事が待ちきれない人もいれば、思い出させられるまで忘れている人もいる。
夕食前の一杯が欠かせない人もいれば、飲もうと飲むまいとまったくかまわない人もいる。
それと同様で、男女をとわず、性的に満足した状態があまり長くつづかない人も、したりしなかったりですませられる人もいる。
あらゆる人の性衝動はそれぞれ別々のレベルに設定されているのだ。
しかし生来の代謝とは違い、性衝動は上下しうるもので、それは概してあなたがいつどのように興奮するか、セックスの機会がどんなかたちであたえられるかにかかっている。
人は齢をとるにつれ、セックスをもとめたり没頭したりすることが少なくなりがちである。
この傾向は、衝動の減退と能力の衰えの微妙な組み合わせによってひきおこされるのだが、たいていの若い人たちが考えるほどはなはだしいものではない(そうとも、六十を過ぎてもセックスはあるんだ)。
衝動と能力はおなじではない。
欲求の衰えとインポテンツを混同しないように。
インポテンツというのはしたくてもできず、衝動がないというのはできるけれどしたくないのだ。
カテゴリー:心筋梗塞
心筋梗塞の原因:タバコ、高血圧、糖尿病、肥満
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タバコは動脈硬化を促進することから、心臓発作の大きな危険因子となる。
タバコが有害だというのは、主として肺がんをひきおこすためだと考えている人がほとんどだ。
たしかにそのとおり、タバコは肺がんにつながる。
しかし数の上で見ると、この国で毎年タバコが原因で死亡する35万人のうちほとんどが、直接には血管系の病気か心臓発作で亡くなっているのだ。
コレステロールにかんして聞かれるような論争が、タバコについても聞かれることはまずありえない。
タバコの吸わなさすぎに害があるとほのめかした人はこれまでいなかった。
いまやタバコを何本吸うべきかという点にかんして世界的な合意を見ている数は、無条件のゼロである。
タバコをやめることから利益を得るのに、もう遅すぎるということはない。
禁煙してから2年ないし3年のうちには、大きくなっていた心臓発作の危険性はのぞかれる。
もし中年を過ぎてタバコによる害を逃れられたと思っても、そのおそれが消えたわけではない。
あなたがタバコをひと吸いするごとに、ニコチンはあらゆる動脈を一時的に収縮させる。
すでに動脈にできているプラークは、たった一本タバコを吸っただけでつかのま動脈を遮断しうるのだ。
タバコの悪習を断つためにまず必要なのは、そうしたいという強い気持ちであり、口先だけではしょうがない。
たいていの人は、現実にがんにかかったり心臓発作を起こしたりしたあとでないと、それに必要な動機をもてないのが現状だ。
そうなるのを待っていてはいけない。
離脱症状(ほとんどの元喫煙者がこれを経験する)がとまらないようなら、補助の製品や薬が利用できる。
こうした製品の成功率はそう高くはないが、うまくいく場合もある。
ニコチン・パッチは皮膚から少量のニコチンを吸収させるもので、これを使うと1年で30パーセントの禁煙率が得られるという医師たちの報告がある。
ニコチンガムはさほど効果的でなく、わたしの患者の何人かは逆にこれなしではいられなくなってしまった。
「ザイバン」の商標名で売られている抗不安薬のビュープロプリオンも、役に立つかもしれない。どれもやってみる価値はある。
ついにタバコをやめたときには、おそらく二週間ほど離脱症状が出るだろう。
いらいらし、神経質になり、疲れと眠気があり、軽いめまいすら感じる、歩く、自転車をこぐ、泳ぐ、体操する。
体を動かすのは吸えないタバコのことを考えずにいるのに役立つ。
空腹は生野菜やでんぷん食品をたっぷりとることで満たせるが、しかし飽和脂肪や精糖はいけない。
そしてできるだけ水をたくさん飲む。意志を強くもつことだ。
いずれはまったくタバコが恋しくなくなるだろうし、しまいにはわたしのように、だれかがそばで一服つけるとそのにおいに文句を言うようになるかもしれない。
高血圧もまた、動脈硬化のきわめて重要な危険因子である。しかしタバコ中毒とは違い、治療するのは容易だ。
長年にわたって高血圧をかかえていた人、とくに女性は、ほぼ最後まで大きな冠動脈の病気にかからずにすむ場合もあるが、大多数はそうはいかない。
すでに心臓に疾患があるなら、上昇した血圧を正常にもどすことで心臓発作の危険を大幅に減らせる。
あなたの動脈は、たえず内壁に打ち寄せる高圧の血液に無傷ではいられないのだ。
血圧の下の数字、つまり拡張期血圧を下げることには意味があるが、上の数字、つまり収縮期血圧を下げることには意味がない、というひろくいきわたった神話がある。
しかしこれはまったくの(しかも危険な)誤りだ。
収縮期血圧が高くて拡張期血圧が正常という組み合わせは、高齢者にはごくふつうに見られるもので、発作の重要な原因である。
したがって、たとえ血圧がずっと正常でも、生涯を通じて定期的に測定しつづけることが大切だ。
かつては上が140mm/Hg以下、下が90mm/Hg以下であれば、どんな数字でも成人では正常だと考えられていた。
いまでは、拡張期血圧が80mm/Hgであれば、90mm/Hgのときにくらべて心臓発作の危険性が半分になることがわかっている。
収縮期血圧の数字がきわめて高く(200以上)、発作の危険が差し迫っている、という場合でなければ、投薬をひかえ、
体重を落とすと同時にナトリウムの摂取量を減らし(一日に塩を2グラム以下 - 茶さじ一杯の量にまで)、
運動をおこなうように指示する(一週間に3回から5回、一日に早足で20分から1時間ほど歩くほか、毎日ストレッチングやさまざまな動きのある運動をする)。
また、一日にコーヒーを三杯より多く飲まないように、タバコはやめるようにアドバイスする。
こうした手段がうまくいかなければ、そのときは薬を処方する。
しかし65歳以上で、血圧が150/90よりも低い患者には処方しない。高齢者で血圧が低すぎるのは、神経学的な問題や心臓の問題を引き起こすおそれがある。
降圧剤といえば、かつては便秘、インポテンツ、疲労などおびただしい副作用をひきおこしていたので、いまだに評判が悪い。
しかしそれも、効果的で副作用の少ない新世代の薬剤におおむねとってかわられた。
だが昔ながらの利尿剤も、ほとんどの処方計画で重要な位置を占めつづけている。
数種の薬を組み合わせると相乗作用によって、どれか一種のみを使いつづけるより効果的に血圧が下がるし、また副作用も少ない。
もはや副作用のせいで高血圧の治療をひかえなくてはならない理由はなくなったのだ。
血糖値を抑制できず、体重超過で、コレステロールその他の血中の脂質が異常な値を示す糖尿病患者は、とりわけ動脈硬化を起こしやすい。
あらゆる糖尿病患者にとって、血糖値をできるだけ正常に近い数値に保ち、規定食や薬剤など必要な手段を講じ、血液中の脂質量を正常にもどし、理想の体重を達成・維持することはきわめて重要だ。
それをおこたれば、若いうちに心臓発作におそわれることになる。
アメリカでは肥満は理想体重を30パーセント以上うわまわる状態と定義されるが、これはより多く見られるただの体重超過とともに、心臓発作の重要な危険因子である。
理想体重を10パーセントうわまわると、心筋梗塞を起こす危険度は30パーセント増しになる。
とりわけ背部ではなく、腹によぶんな肉がついているのは要注意だ。
あなたのウエストまわりをへそのところで、またヒップまわりをいちばん幅の広いところで測り、危険度を判断してみよう。
ウエストのサイズをヒップのサイズで割ったとき、男性で0.95、女性で0.8を超える数字が出た場合、心臓病の危険が大きいことを示している。
減量に成功するのは、高カロリーの食べ物を避け、運動による摂生を根気よくつづける場合に限られる。
いわゆるやせ薬に頼ってはいけない。
こうした薬は短期間では効果があがらないか、健康に害をもたらす。
「無脂肪」とか「低脂肪」とうたってある食品にもだまされないように。
脂肪はふつう糖のカロリーで代替できる。
サラダ・ドレッシングにひそんでいるカロリーに気をつけて。
さらに一回の食事の量を減らすこと。
あなたに近い血縁者の何人かが60歳までに心臓発作を起こしているという場合は、あなたもその他の危険因子をすべてとりのぞいておかないと、そうなる可能性は高い。
しかしだからといって、心臓病について宿命論的な見方はしないでいただきたい。
あなたの不運な親きょうだいがタバコを吸っていたり血糖値のコントロールが不十分な糖尿病だったりコレステロール値が上昇していたりした可能性は高い。
遺伝子は全体の一部にすぎないのだ。
遺伝的な危険がどのくらいだろうと、その他の危険な条件を正していけば、あなたの今後の見込みは大きく改善される。
運動不足
体に十分きびしい運動を規則的におこなうことは、冠動脈を守る。
しかしほかの危険因子にもおなじくらい注意を払わなくてはならない。
フラミンガム心臓研究所の調査によると、ボストン・マラソンを走った医師の半数がコレステロール値が高く、しかもそのことを知らずにいたのだ!
もし楽しく運動ができれば、つづけられる見込みは高くなる。
退屈に感じる養生法を長くつづけられる人はわずかしかいない。
一日30分の早足でのウォーキングや、活動的な庭仕事で十分だ。
医師から許可が出れば、ジョギングやダンス、自転車、水泳などをするのもいい。
早足で5キロほど歩くのをつづけると、ハーバード大学の男子卒業生の64パーセントで心筋梗塞の危険が減ったことがわかっている。
全力疾走やバーベル上げといった息をとめておこなう運動にたいし、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、いくつかのかたちで効果をもたらす。
・休息中の心拍数と血圧を低くし、コレステロールとトリグリセリドの値を下げ、善玉のHDLを増やし、悪玉LDLを減らす。
・糖尿病患者の血糖値を下げる。
・骨粗髭症をふせぐのに役立つ。
・体脂肪率を落とす。
・ストレスを軽減し気分をよくする。
総じて言えるのは、運動は心筋梗塞にたいするよい処方であるということだ。
また、ある種の性格型、とくに攻撃的、競争的、敵対的、時間にうるさいタイプは心筋梗塞を起こしやすいと言われる。
けれどもこれは、おそらく性格の型というより、敵意や怒りを感じやすいことのほうが問題なのだろう。
ある研究によると、もともと敵対的な性質の若い医師および弁護士は、その15パーセントが50歳までに死亡するという。
何度も感情を爆発させることでアドレナリンが放出され、それが心拍数を増やし、血圧を上げるために命を縮めるのだろう。
もしあなたが敵対的になりやすいのなら、むかっ腹を立てるかわりに運動をして、怒りを解消することだ。
さまざまな感染症が動脈硬化の原因になるという説もある。
いくつかの研究で、動脈硬化性のプラークには数種のウイルスおよび細菌が存在することが示されてきた。
ある研究者たちによると、消化性潰瘍に(あるいは胃がんにも)関連があるとされるピロリ菌の、毒性をもつある特定の菌株が、心臓病に関係しているという。
動脈硬化性の心臓病の患者86人のうち62パーセントがピロリ菌に感染していたが、これは病気のない対照グループの40パーセントと比較するとあきらかに多い。
この研究者たちの、心筋梗塞予防・治療のアドバイス
潰瘍ができていてしかもピロリ菌があると判明した人は、胃のためだけでなく心臓のためにも、かならずこの菌を殺す抗生物質で治療をうけること。
ほかにも、心筋梗塞の原因だと言われている感染症はいくつかあるが、心筋梗塞を起こした人たちの大半は、それらの感染症にかかっていない。
更年期に達した女性は、男性と同程度に心筋梗塞を起こしやすくなる。
月経のあったころに体を守っていたホルモンが足りなくなるためだ。
1991年におこなわれたある研究では、閉経後の女性が15年にわたってエストロゲンを摂取しつづけると、なにもしなかった女性たちと比較して、あらゆる原因による死亡率が40パーセント低かった。
またアメリカ心臓協会によると、エストロゲン補充療法は、心筋梗塞の危険を3分の1から2分の1も減らすという。
こうした予防効果は、善玉のHDLを増やし、血圧を下げ、心筋と動脈内壁に直接働きかけることでもたらされるのだろう。
だが、知っておくべき新しい発見もいくつかある。
どうやらエストロゲン補充療法は、すでに心臓病をわずらっている女性にたいしては、その経過を好転させはしないようだ。
エストロゲンとプロゲステロンを組み合わせて心臓病のある女性たちに使いはじめると、最初の一年間は50パーセントほど心筋梗塞を起こしやすくなる。
ところが2年めには、その危険性は40パーセント低くなるのだ。
これは、エストロゲンが一部の女性たちの凝血をうながすものの、
発作後の最初の一年を乗りきったあとは、その低コレステロール効果が優勢になるからだろう。
この新しい情報をふまえて、わたしからはこうアドバイスさせていただこう。
もしあなたにすでに心臓病があるなら、エストロゲン補充療法を始めないように。
もしなんらかの心臓疾患があり、一年以上エストロゲンをとっているのなら、たぶん今後もつづけて大丈夫だろう。
骨粗髭症など別のなんらかの理由でこのホルモンを投与されているのであれば、とくにそう言える。
ホモシステインの血中濃度の重要性を説く議論は数年前からあるが、
最近になって、その濃度が上昇することが動脈硬化の原因ではないかという説が出てきた。
ホモシステインの正常な範囲は5〜15Mmol/Lである。
冠動脈系の病気をもつ患者では20以上の数値がしばしば見られる(しかし心臓病患者の大半の数値は正常だ)。
こうした高い数値は葉酸剤を摂取すれば正常にもどる。
いくつかの研究で、過剰な鉄分は心臓病の危険性を増すのではないかという結論が出されている。
フィンランドでのある大規模な研究では、
血液中にフェリチン(鉄を含むタンパク質)がごく少ない人たちは50パーセントも心筋梗塞を起こしにくいことが示された。
鉄はLDLがプラークをつくるのをうながす、というのがその説明である。
その研究者たちは、更年期以前の女性が心臓病にかかりにくいのは、かならずLも女性ホルモンのためだけでなく、毎月の出血で鉄を失うことも理由の一部ではないかと考えている。
この興味深い説の真偽はまだたしかめられてはいない。
それはともかく、体に鉄が足りていれば、いくらよぶんにとっても無意味なのはたしかである。
もしあなたが総合ビタミン剤を飲んでいるなら、ラベルを見て鉄が含まれているかどうか調べてみることだ。
そういうビタミン剤は多い。
カテゴリー:心筋梗塞
心筋梗塞の原因:コレステロール
これからは、「自分で測って医師に見せる」
胸が痛い、動悸や息切れがするといった症状は、狭心症や心筋梗塞のような心臓病によるものかもしれません。
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コレステロールは大きく分けて二種類ある。
高密度リポタンパク(HDl)と呼ばれる「善玉」コレステロールと、低密度リポタンパク(LDL)と呼ばれる「悪玉」コレステロールだ。
HDLもLDLもコレステロール分子にくっついている。この二つはどう違い、なぜ片方は「善玉」でもう片方は「悪玉」なのか。
まずHDLは血流からコレステロールをとりだし、あるいは動脈の内壁からひきはがして(船が乗客を船着場から運び去るように)、肝臓で放す(そして肝臓から外に排出される)。
いっぽうLDLは、乗客(コレステロール)を冠動脈の内壁におろす。やがてそこからプラークができはじめるのだ。
したがってコレステロールの検査をうけるときには、かならず医師にHDLとLDLの値も測定してもらうことだ。
全米コレステロール教育プログラムによると、
総コレステロールのHDLにたいする理想的な比率は4.5未満で、LDLの値は130mg/dl以下であるべきだという。
「悪玉」のLDLを下げるには、規定食あるいは投薬(もしくはその両方)が最良の方法だ。
週に3、4回有酸素運動をするのは、HDLを上げるための効果的かつ自然な方法である。
トリグリセリド(中性脂肪)はコレステロールのあまり有名でない親戚のようなものだが、これはやはり独立した危険因子である。
つまり、その他の血中の脂質がどうであろうと、トリグリセリドが高いだけでも悪い知らせであり、治療を要するということだ。
トリグリセリドは肝臓でつくられる。正常な値の幅は200ミリグラムまでだ。
ただし、自分の値が高すぎると決めつける前に、少なくとも14時間なにも食べずにいたあとで検査用の血を採るようにせねばならない(コレステロールは、最後にいつなにを食べたとしても関係なく検査できるとされている)。
コレステロールは体のなかで自然に生じる白いロウのような脂肪で、悪名高い存在でありながら、健康には不可欠なものだ。
細胞が細胞壁をつくったり、体内のある種の化学物質、
たとえばホルモンなどを生み出したりするために必要で、コレステロールがなければわたしたちの体は正常に機能しない。
だが、コレステロールの高い食事に走るのは禁物だ。
あなたに必要なコレステロールはすべて肝臓がつくりだしてくれる。
たとえ食べなくても、コレステロールが不足するということはない。
では、どのようにして動脈硬化の原因としてコレステロールが名指しされるにいたったのだろう?
なぜ銅、亜鉛、マグネシウムなど、体内のほかの化学物質が疑われなかったのか? まず、冠動脈内のプラークはおもにコレステロールその他の血中の脂質からなっているという報告があったのだ。
さらに、血液凝固の過程にかかわる血液の成分、つまり血小板やフィプリンなども、プラークには存在していることがわかった。
そのために、心筋梗塞を予防する戦略はコレステロールだけでなくこうした物質も対象としている。
プラークにコレステロールが多く含まれているとわかると、つぎの段階は、血中のコレステロール値を下げればその人の健康状態に違いが出るかどうかを確認することだった。
違いが出るという証拠が得られるには、長い年月と、いくつかの段階を要した。
最初の進展があったのは15年ほど前で、当時の心臓学者たちは、心筋梗塞を起こした患者たちの高いコレステロール値を正常の範囲まで下げることによって再発の度合が減ることをあきらかにした。
その後にひきつづく研究では、まだ心臓病の兆候を示していない人たちの高いコレステロール値を正常にすることによって、心筋梗塞が起こる危険を減らせることが認められた。
この物語をしめくくる最新のエピソードは、コレステロール値の「正常な」あきらかに健康な人たち、とくに危険のない人たちでも、コレステロールを下げることは心筋梗塞を予防する助けになるという報告だった。
この値を下げたあとでは、心筋梗塞の発症率が男性で37パーセント、女性ではなんと57パーセントも落ちたのだ!
こうした新しい発見のもつ意味は、血圧でも言えるように、「正常な」コレステロール値などは存在しないということである。
コレステロールを食事か薬剤によって、あるいは両方の組み合わせによって下げたほうが、あなたは健康に暮らせるのである。
ではどのくらいの値をめざすべきか?
ほとんどの医師は、30歳以上なら200mg/dlより下、30歳未満なら180mg/dlより下であれば満足する。
しかし総コレステロール対HDLの比率も重要であること、
そしてこれは可能なかぎり低いほうがよく、けっして4.5以上であってはならないということは覚えておくべきだ。
カテゴリー:心筋梗塞
コレステロール値を減らす療法
コレステロールの吸収を抑え、血中コレステロールを低下させる働きのあるキトサンを配合しています。
コレステロール値が高めの方や気になる方の食生活の改善に役立ちます。
今まで青汁というと「苦い」という固定概念があったのですが、これは抹茶の味で大変飲みやすく、おいしかったですよ!!
一度ほかの歯磨きに変えたときに口腔内が荒れて大変でしたので、効果はあると思います。
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かつてコレステロールを下げるのに使われていた薬剤は、効果がないか、ありがたくない副作用をひきおこすかのどちらかだった。
だがスタチン系の薬剤が導入されたことで、状況は大きく変わった。
六種あり、さらに増えつつあるこれらの薬は、総コレステロール量を下げ、「善玉」のHDLを増やし、「悪玉」のLDLを減らす。
しかも痛みがなく安全で、効果的だ。ただし高価でもある。
とはいえ、どんな薬でもそうであるように、これらの薬もときどき副作用を起こすが(肝臓の損傷にくわえ、筋肉の痩攣や損傷)、薬の投与をやめればほぼかならず消える。
肝臓には、血液からコレステロールをとりのぞく受容体をもつ細胞がある。
これはコレステロールと結びつき、あとで肝臓から腸に、さらには体外に排出できるようにもする。
血流のなかにコレステロールが残れば、動脈の内壁に沈着し、やがて血管をふさいでしまうことになりかねないので、肝臓の受容体は多いほどよいわけだ。
スタチン系薬剤は肝臓がこうした受容体をもつ細胞をじゃまされずにつくりだせるように、その仕事をさまたげる酵素を遮断するのである。
スタチンはコレステロール値を下げ、すでにプラークのある場合はそのプラークを縮小させ、LDLを減らしHDLを増やすことで将来の心臓発作や脳卒中の危険性を減じ、心臓病による死亡の危険を小さくし、さらに全体的な死亡率を下げる。
またプラークにたいしては、それが破裂して冠動脈をふさぎ、心臓発作をひきおこすような危険を減らすかたちで働きかける。
こうした証明ずみの効果があり、また高いコレステロール値は早く下げるほどいいのに、規定食を守らせようとするばかりで、こうした薬を使おうとしない医師もいるが、まるで理屈に合わない。
不満たらたらの患者がなんとか規定食に「従おうとしている」うちに、プラークができて大きくなっていくだけだ。
コレステロール値が高くて、それ以外は健康だという70代、80代の人たちでも、食事療法を始めたりスタチンを摂取したりするべきなのか?
いくつかの研究では、タバコをやめるのと同様、「正しく食べる」のに遅すぎることはないという結論が出されている。
また、薮をつつくようなまねをして、せっかくよい実績を残しているライフスタイルを変えたりしてはいけないという説もある。
最近のある報告によると、75歳以上の人ではコレステロールが高いほうが体調がいいという。
それでもやはりわたしは、低脂肪、低コレステロールの食事をすすめつづけるが、例外がないわけではない。
たとえば、完全な健康体の高齢者で、総コレステロール値が、たとえば240mg/dlの人からアドバイスをもとめられれば、なにも変えることはありませんと言うだろう。
こうした人たちは、本人か遺伝子かその体が、なにかをうまくやっているにちがいないのだ。
またコレステロールを下げる薬にかんしては、高齢者の場合、通常わたしは心臓発作の病歴のある人にだけ処方している。
さらに、まだ答えの出ていない疑問もいくつかある。
コレステロール降下剤の投薬は何歳ごろから始めれば安全なのか、
またどのくらいの期間つづけるべきなのか?
若い人たちの成長や発育にどういった長期的な影響をおよぼすのか?
こうした薬剤はコレステロールを下げるかもしれないが、何年も先には免疫系をそこなったりがんになる危険性を高めたりするのではないか?
どんな薬であろうと、あらゆる年代のあらゆる人に長いあいだ投与することは賢明なのか?
いくつかの研究で、「異常に」低いコレステロール値(わたしは140mg/dl以下と解釈している)は暴力による死 - 事故、自殺、殺人 - の高い発生率との関連性があることがほのめかされている。
当初これらの発見は、まやかしでありたんなる統計上の作為だとして切り捨てられた。
それでも一部の研究者はまだ、極端に低いコレステロール値と暴力的な行動には関連性があると信じているが、その理由は当人たちにも定かでない。
わたしとしてはこの間題には虚心であろうとつとめている。
実験用のサルやラットでコレステロール値を下げた個体は攻撃的になるが、これはおそらく脳内のセロトニンの値が低下するためだろう。
セロトニンは人間の行動に重要な役割をはたしている。
最もひろく使われている向精神薬である「プロザック」などの選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、セロトニンの量を増やすことであなたを落ちつかせ、楽しい気分にする。
こうした報告例をどう解釈するべきか?
今後大きな意味をもちうるこれらの疑問への答えが出されるまでは、結論を出すのはむずかしい。
カテゴリー:心筋梗塞
心筋梗塞について
これからは、「自分で測って医師に見せる」
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心筋梗塞は、あらゆる先進国における死因の第一位である(きわだった例外は日本で、この国ではがんがその不名誉を担っている)。
齢がいくつだろうと心臓の病気は死をもたらすが、心筋梗塞は主として中年以降にあらわれる死神である。
齢をとればとるほど、その危険は高くなる。
原因となる動脈硬化を防ぐには
心筋のなかには心臓の栄養を保つ冠動脈があって、枝分かれした血管がいっぱいに通り、心臓が鼓動をつづけるために必要な血液と栄養分を運んでいる。
まだ比較的若いうちから、こうした血管の内壁には脂肪のかたまりが付着しはじめる。この過程が動脈硬化と呼ばれるものだ。
齢をとるにつれ、この脂肪の層は盛りあがり、しだいに大きくなっていく。
これをプラークという。
そしてある段階を過ぎると、動脈の内側の直径(管腔)が小さくなり、心臓に栄養分を運ぶ血流が滞りだす。
この動脈硬化は年々悪化し、50歳の時点ではあらゆる人にとっての脅威となりうる。
しかし齢をとっても、それをくいとめ、その過程を遅らせることはできる。
こうしたプラークが生じて、さらに大きくなり、最後にはわたしたちの動脈がふさがってしまうのをふせぐためには、どうすればいいのだろうか?
その過程の基本的なメカニズムははっきりとわかってはいないのだが、これがあると心臓発作を起こしやすくなる、
逆にいえばこれを抑えるか排除すれば予防になる、という危険因子はいくつか存在する。
これらの危険因子はどれも、個人個人にとってどれほど重大かは予測がつかない。
一部の人はそれらの害に耐性があるようだが、他の人はそうではない。
タバコは吸うし、体重超過で、末治療の高血圧をかかえ、運動もしない、それでも人並み以上に長生きだという人はあなたのまわりにもいるだろう。
しかしわたしに言わせれば、そういう人はごく少数派である。
こうした危険因子は単独ででも、あるいはいくつかが組み合わさればとくに、冠動脈が狭まって閉塞し、やがて心筋梗塞にいたる危険は大きくなる。
動脈硬化性の変化は、こうした危険因子をひとつもしくはそれ以上もった子どもの動脈にさえ見つかる。
最近のある研究で、2歳から39歳までのあいだに心臓病以外のさまざまな原因で死んだ93人を調べたところ、
なんの危険因子もない人たちで冠動脈に脂肪のついている人は1パーセントにすぎなかった。
2つの危険因子をもっている人では、その数字は3パーセントだった。
危険因子が3つある人たちでは、8パーセントが冠動脈の疾患をかかえていた。
そして危険因子が4つの人たちでは、動脈内にプラークができている例が11パーセントあった。
つまりは一生を通じて、できるかぎりたくさんの危険因子を排除することが必要だということだ。
それも早ければ早いほどよい。
以下に動脈硬化の危険因子をいくつかじっくり見ていき、それにたいしてなにができるかを考えよう。
そこには、タバコ、高血圧、肥満、糖尿病、血液中の脂質などが含まれる。
コレステロール、トリグリセリドといった血液中の脂質は、たぶんいちばんの悪者なのです。
カテゴリー:心筋梗塞
狭心症の治療・手術法
心筋梗塞、狭心症などの心臓の異常な症状が感じられたら、心電図波形がすぐに測れます。
胸が痛い、動悸や息切れがするといった症状は、狭心症や心筋梗塞のような心臓病によるものかもしれません。
オムロンの携帯型心電計なら、家庭や外出
先でも動悸などの症状が起きたその時の心電図波形を、約30秒で測定。
医師に見せることで、的確な診療に活かしてもらうことができるのです。
動悸発生時の心電図を記録するために購入しました。
24時間のホルター検査をしていても、なかなか動悸の症状に出くわさずにいたところ、この商品に出会いました。
SDカードで情報蓄積できるので助かります。
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狭心症の治療にはさまざまな薬が使われる。
いちばん重要なのはニトログリセリンで、これはずっと肌身離さず持ち歩かなくてはならない。
狭心症の症状がすこしでもあらわれたらすぐに、そのときしていることを中断してどこかにすわり、舌下にニトロをすべりこませる(もし立ったままだと、ニトログリセリンは心臓のみならず全身の動脈を拡張させるので、血圧が急激に下がって気が遠くなりかねない)。
狭心症は数秒から数分のうちにおさまる。
一度の内服で数時間も冠動脈をひろげておける、持続性のニトロの誘導体もいろいろある。
これらは1日に1、2度経口で摂取するか、あるいはクリーム、軟膏、パッチといったかたちで局所的に塗ったり貼ったりすることもできる。
ほかに、カルシウム括抗薬やベータ遮断薬といった、狭心症を抑える性質をもった薬がある。
さらに、冠動脈疾患のある自分の患者全員に400〜800単位量のビタミンEを処方する医師いる。
この抗酸化性のビタミンが心筋梗塞の発病率を下げるという研究結果がいくつか出ているからだ。
また、実際の数値とは関係なくコレステロールを減らすために、スタチン系の薬剤もあたえる。
しかし鍵になるのは、毎日少量のアスピリンを摂取することだ。
それも上部腸管の内壁に炎症や潰瘍を生じさせるおそれがあるので、コーティングしたものでなくてはならない。
アスピリンは血液のなかの血小板に作用し、冠動脈に凝血塊ができる傾向を抑える。
少量のアスピリンは心臓発作の危険性を50パーセント減らすのだ。
あなたの冠動脈疾患が軽い、つまり大きな狭窄が血管一本だけにあるか、ごく小さな狭窄が数本にあるという状態なら、投薬だけでも症状を抑えることができ、ほぼ通常の生活を送れるようになるだろう。
狭心症の治療:冠動脈造影
症状の激しさはかならずしも病気の度合と相関してはいないという理由から、心臓内科医の多くは狭心症の患者に冠動脈造影をすすめる。
この侵襲的な方法では、動脈に入れたカテーテルを通じて冠動脈に造影剤が注入される。麻酔は使われず、痛みはない。
もし興味があるなら、スクリーン上で観察されている自分の冠動脈を見ることもできる。
冠動脈造影は医師が心臓循環の全体を目で見て、どの血管が何本、どの程度冒されているかをたしかめるのに役立つ。
こうした情報をもとに、今後も投薬による治療をつづけても安全か、あるいは閉塞が生命にかかわるのでとりのぞかなくてはならないものかが判断される。
狭心症の治療:バルーン血管形成
冠動脈造影を見て、あなたの狭まった動脈が完全に閉じて心筋梗塞を起こす危険があると判断されたら、血管形成術など、冒された動脈の詰まりをのぞくための手術をすすめられる。
この手術はあなたがまだ診察台の上にいるうちにおこなわれることが多い。
先端にごく小さな、くたっとした風船(バルーン)のついているカテーテルを、詰まった冠動脈に通し、閉塞した箇所に位置を定めてから、ふくらませる。
すると風船がプラークを血管の内壁に向かって押しつぶし、その内径をひろげる。
そのあとも動脈が開いた状態を保つように、風船をふくらませた箇所にはしばしば金属のステント(網状の管)が入れられる。
血管形成術のおかげで、バイパス手術を要する例は著しく減った。
冒された動脈を風船で開くかわりに、医師の手でじゃまなプラークを文字どおりかきだす(アテローム切除)こともあれば、これはあまりひんぱんにはおこなわれないが、レーザーで消してしまうという方法もある。
そしてたいてい翌朝には、治療された血管にふたたび血のかたまりができるのをふせぐのに役立つ、アスピリンその他の血を薄める薬剤を処方されて家へ帰ることができる。
冠動脈造影で見た動脈の状態があまりに悪いか、あまりにひろがっていて血管形成術ができないようなら、つぎの選択肢はバイパス手術である。
狭心症の治療:バイパス手術
1970年代のはじめには、バイパス手術には12時間からそれ以上もかかり、致死率は5〜10パーセントにおよんでいた。
熟練した外科医は現在、バイパス手術を3時間から4時間でおこない、患者が死ぬ危険は1パーセントにも満たない。
バイパス手術では、血液は大動脈(心臓から出ている太い血管で、枝分かれして全身の主要な動脈につながる)から供給される。
脚の大静脈(伏在静脈)か、あるいはこちらのほうが好ましいが、胸壁内にある内胸動脈の一本から健康な血管をバイパス血管として採取する。
その一方の端が大動脈につながれ、もう一方の端が冠動脈の、閉塞の起こっている箇所の下のほうに縫い合わされる(「バイパス」と呼ばれるゆえんだ)。
この手術は冒された冠動脈の内部が、移植された血管を受け入れられる程度に健康な状態で、またそれだけの太さがあるときにだけおこなわれる。
動脈硬化が一本の冠動脈内で1、2ヶ所だけでなく、ひろく全体を冒していれば、移植血管を接ぎ合わせる余地はない。
胸部を開く必要のある従来のバイパス手術では、胸骨の中央を切り開いて心臓を露出させる。

しかし小切開冠動脈バイパス手術(MIDCAB)という新しい方法なら、胸部を切り開く必要はない。
かわりに胸部にいくつかあけた小さな穴から器具を差し入れるのだ。
現在のところ、より単純なこの方法は通常、3本ある冠動脈のうち、中央の左前下行枝(LAD)と呼ばれる一本だけを治すのに使われている。
しかし一部の外科医は他の冠動脈のバイパスをこの方法でおこない、心臓弁さえ胸部を開かずにとりかえたりもする。
移植血管をつなげるだけの太さのある血管がなく、そのためにバイパス手術が不可能でも、それでおしまいというわけではない。
新しい方法が2つあり、どちらもまだ実験段階ではあるが、ときおり成功例も出ている。
そのひとつがレーザー血行再建術だ。
医師が心臓の内部にカテーテルを通し、その先端についているレーザーガンが心臓の内壁に向かうように位置をさだめ、そして人間の髪の毛よりも細い光線を心筋に直接当てる。
これは心臓の内側からおこなわれるので、胸部を切開する必要がない。
数週間たつと、レーザー光線によって心筋のなかにつくられた経路が新しい血管として機能しはじめ、やがてもとの閉塞した血管の役割をひきつぐようになる。
バイパス手術に代わる、やはり刺激的な手法がもうひとつある。
これは新しい血管の形成をうながす遺伝子(血管新生因子)を心筋に直接注入し、うまい具合に心臓に栄養を供給する新しい血管をそこにつくるというものだ。
カテゴリー:心筋梗塞


