インポテンツ(ED)について
にんにく卵黄 ~くたびれ知らず~
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インポテンツという言葉に男性性の喪失という不名誉な意味合いがあるとして、医師たちは「勃起不全」(ED)という言い方をすることが多い。
男性はみなそれぞれ自分なりのインポテンツの定義をもっている。
ある人たちにとっては、たとえ兆候がいくらあきらかでも、けっして自分に起こるとは認められない事態である。
その対極には、いつでも要求に応じて「役に立つ」ことができないからと、自分がインポテンツだと思いこむ人たちがいる。
インポテンツとは、欲求の欠如、もしくは早漏(いざというときになったとたん射精するか、あるいは萎えてしまうこと)と同義ではない。
性的に興奮してもペニスが予想どおりに反応しないとき、あなたはインポテンツといえるのだ。
アメリカの男性のおよそ3000万人がインポテンツだと言われているが、治療をもとめてくるのは年間400万人にすぎない(「バイアグラ」が利用できるようになった現在は、おそらくもっと増えているだろう)。
こうした数字がどの程度正確なものか、わたしにはなんとも言えない。
インポテンツは男性たちが自慢げに吹聴したり、近しい友人に打ち明けたりするものではないし、医師に訴えることさえ多くないからだ。
実際のところ、むしろ配偶者やパートナーのほうが夫や恋人のインポテンツについて訴えてくる傾向がある。
残念ながら女性の訴えはかならずしも正確ではない。
ある婦人から夫の問題についてなにか手を打ってほしいと頼まれたことがあるが、あとでその夫は、愛人とセックスしているときはなんの問題もないと打ち明けたのだ!
インポテンツはけっして、たんなる加齢にともなう結果ではない。
性的能力は齢とともに衰えるものだが(40歳の時点では全男性の5パーセントがインポテンツで、65歳までには4人に1人がそうなる)、この間題はもっと若いころでも起こりうるし、また現実に起こってもいる。
勃起はどうして起こるか?
ペニスが要求に応じて勃起し(これが正常な性的機能としては必須だ)、行為をやりとげるまでその状態を保ちつづけるには、つぎに述べるように、たくさんの身体的、精神的要素が健全でなくてはならない。
・あなたが興奮し点火するのを邪魔するような、重大な性的なコンプレックスから解放されていること。
・あなたが性的な想像やセクシーな眺め、性感帯への刺激に反応するには、体がそれに足りるだけの男性ホルモンであるテストステロンをつくりだしていなくてはならない。
テストステロンの値が低すぎると、最高にセクシーな女性からの情熱的な誘いかけも、あなたの脳やペニスに刺激をおよぼすことはない。
・脳の当該箇所が病気に冒されておらず、あなたの性的欲求を解釈し、適切なメッセージを大事な場所に伝えられなくてはならない。
・こうした信号は脊柱のなかの道筋を通ってペニスに達する。
それを伝える神経は無傷でなくてはならず、その経路は途中で遮断されていないことが重要だ。
・「さあ行くぞ」という刺激が生殖器に伝わると、ペニス内の筋肉が弛緩し、血液がペニス内の海綿体に流れこむことを可能にする。
海綿体はペニス全体に沿ってのびている2つのスポンジ状の組織である。
なめらかな筋肉、支えとなる線維性の組織、静脈、動脈、そしてさらにたくさんの空洞からなっていて、ここに血液が満ちるとペニスは硬くなる。
しかしそのためには、筋肉が弛緩するだけでなく、動脈が血液をペニスまで運ぶのを遮断するプラーク(血管壁にたまった脂肪による盛りあがり)ができていないという条件が必要になる。
つまり性的能力には、複雑な一連の出来事がともなっているということだ。
心理的、神経学的な原因、あるいは血管系の原因によってどこの環が破れたとしても、インポテンツにつながりうる。
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