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加齢による耳鳴り
5年くらい耳鳴りに悩まされている、母親が読みたいとの事で、購入。
ストレス性のものなど、原因はたくさんあると思いますけど、とても、悩まされる症状の1つだそうです。
耳鳴りには蜂の子が良いといわれていますので、母親も飲んでいます。
早く治るといいなあ。と思っています。
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耳鳴りが起こるメカニズムは、老人性難聴(齢をとると高音が聞きとりにくくなること。)の場合と同じである。
通常、内耳の蝿牛殻に生えている繊毛が音の振動を電気エネルギーに変え、聴神経によって脳へ伝える。
この繊毛の数が少なくなって正常に機能しなくなると、自然発生的に放電しはじめ、耳のなかで生じる雑音(インパルス)を脳へ送るようになるのである。
耳のなかに生じる静電気による雑音のようなものと考えるとよい。
たっぷりある若くて健康な繊毛細胞ならそんな雑音など無視できるのだが、細胞が老化すると、その雑音だけを拾って増幅する。
こうした聞きたくもない音は聴力とは関係なく、まったく耳の聞こえない人でも悩まされることがある。
加齢による耳鳴りを治すことはできない。
繊毛細胞はいったん数が減ったり、機能がそこなわれてしまうと、二度ともとにはもどらないからだ。
また、加齢による耳鳴りをふせぐこともできない。
もっとも、長年にわたって慢性的に雑音にさらされると、晩年、聴力をそこなったり耳鳴りが生じたりしやすくなると考える聴覚専門家もいる。
カテゴリー:難聴
加齢による耳鳴りへの対処法
5年くらい耳鳴りに悩まされている、母親が読みたいとの事で、購入。
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耳鳴りには蜂の子が良いといわれていますので、母親も飲んでいます。
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加齢による耳鳴りだということがはっきり分かれば、試してみるとよいことをいくつかお教えしよう。
遮蔽音を聴かせるマスカー法は厄介な耳鳴りに対処するよい方法といえる。
この方法で少なくとも65パーセントの人が、あまり耳鳴りが気にならなくなるとしている。
耳鳴り遮蔽器(マスカー)は耳に装着して耳鳴りよりも耳に快い音を出す。
状況に応じて音を大きくしたり小さくしたりできるし、音の高低や音質を変えることもできる。
ウィリアム・シャトナーは、耳鳴りに悩まされ失意の底にいたとき、この分野の著名な研究者、メリーランド大学のポーウエル・ヤストレポフの助けをもとめた。
ヤストレポフは「ホワイトノイズ(白色雑音)」を出すマスカーを開発した。
ホワイトノイズというのは、FMのダイアルを回すと局と局のあいだで聞こえる空電による雑音に似た、全周波数域の雑音である。
この雑音を一日数時間、一年半、ときにはもっと長期にわたって聴きつづけると、耳鳴りの不快な音に鈍感になるというものだ。
この治療をうけた患者の80パーセントがそうだが、シャトナーもこの治療で耳鳴りがあまり気にならなくなったという。
補聴器も、たいていひどい耳鳴りよりはましな環境音を増幅することで、耳鳴りをあまり気にならなくしてくれる。
不安症の治療によく使われるアルプラゾラム(「ザナックス」という処方薬の名のほうがよく知られている)は、これを使った患者の76パーセントで耳鳴りの改善が見られる。
バイオフィードバック療法(自分の神経的・生理的状態を計測データとして知り、それを手がかりに自分の身体機能のコントロールを学ぶ方法)は、厄介な耳鳴りをかかえた患者の助けになる例もある。
大きな音(音楽、動力工具などの工業騒音)に常時さらされていると、耳鳴りを悪化させる。
そうした音はなるべく避けるようにし、避けられないときは耳栓をするとよい。
ホメオパシー(同種療法といい、その病気に似た症状を起こす物質を微量投与して治療する方法)、鍼、カイロプラクティック(脊柱指圧療法)といった主流ではない療法は、耳鳴りの治療効果が証明されていない。
ただし、生薬のイチョウ葉エキスは別かもしれない。
イチョウの葉を原料とするこの生薬はドイツで最もよく処方されている「天然」薬品である。
ドイツでは医師が年間500万件あまりも処方しているそうだ。
ヨーロッパの医学文献には、イチョウ葉エキスは脳への血流を増やすので耳鳴りを抑える効果があるとする報告がいくつかある。
アメリカでは、患者のイチョウ菓エキスにたいする関心は高いのだが、ほとんど研究の対象とされてこなかった。
ただし、使いはじめる前に、医師に相談して腎臓の浄化値をたしかめておくとよい。
イチョウ菓エキスにはアスピリンに似た抗血小板作用があるので、多量のアスピリンを服用していたり、抗血液凝固剤を使っていると、血液を薄めすぎてしまうおそれがあるからだ。
耳鳴りについて覚えておきたいこと
1 耳鳴れソはかならず徹底的に調べるべきである。
耳の怪我や鵬懸染症、薬物、アレルギー、ニコチン、カフェイン、アルコールといった、治せる原因によるものがあるからだ。
こうした原因を治したりとりのぞいたりすれば、たいてい耳鳴りは消える。
2 加齢にともなう耳鳴りは、内耳の繊毛細胞が損傷されたために生じると思われる(高音難聴である老人性難聴も同様)。
3 老化が原因の耳鳴りは通常治せないが、やわらげることはできる。
頼みの綱の治療法は、いやな雑音のかわりに、もっと快いさまざまな雑音を聞かせるマスカー法である。
抗不安剤や抗うつ剤が耳鳴りの緩和に効くこともある。
カテゴリー:難聴
耳鳴りの原因
5年くらい耳鳴りに悩まされている、母親が読みたいとの事で、購入。
ストレス性のものなど、原因はたくさんあると思いますけど、とても、悩まされる症状の1つだそうです。
耳鳴りには蜂の子が良いといわれていますので、母親も飲んでいます。
早く治るといいなあ。と思っています。
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頭のなかで聞こえる雑音を年齢のせいにする前に、6歳の子どもから65歳の高齢者までだれでもかかる可能性のある。
つぎのような治療可能な耳鳴りの原因がないかどうかたしかめてもらいたい。
耳鳴りの原因を調べる一連の検査は時間も費用もかかるから、何歳であろうと、検査をうける前に、まずだれかに耳の穴をのぞいてもらうこと。
耳あかが耳の穴をふさいでいると、聞こえが悪くなるだけでなく耳鳴りの原因になることも多い。
しかし、綿棒といえど、自分で耳に突っこんではならない。
耳あかがたまっている疑いがあるときは、過酸化水素の50パーセント水溶液など、自分で耳の穴にたらして耳あかを溶かすタイプの薬剤を薬屋でもとめるとよい。
横になって液を点滴ピペットで耳の穴にたらしたら、頭をまず片側に傾げ、それから反対側に2、3分傾げる。
耳あかが溶けてから小さなスポイトでぬるま湯をたらし、静かに洗い流す。
ほかの治療法を全部やってみるよりも、耳あかをとりのぞくだけで治ってしまった難聴や耳鳴りのケースのほうが多いくらいだ。
高血圧だと、体のいたるところの動脈の壁にたえず高い圧力がかかって血管壁を「硬化」させる。要するに動脈硬化である。
これが内耳の細い血管にも影響をおよぼすと、血管が寒常に硬くなって、その部分を流れる血液の音が耳鳴りとなって聞こえるのだ。
高くなった血圧を下げることで、そうした耳鳴りを予防したり、やわらげることができる。
年齢をとわず、高血糖が長くつづくと耳鳴りを生じることがある。糖尿病の人は血糖値を正常の範囲に保つこと。
加齢による耳鳴りがあって糖尿病にもかかっている人は、血糖値をきちんとコントロールすれば耳鳴りが小さくなることもある。
首の骨が関節炎でゆがんだり変形したりすると、その部分の筋肉が痙攣して客観的な耳鳴りや主観的な耳鳴りを生じる。
この痩攣を抑えるかとりのぞく治療(物理療法、抗炎症剤)をすれば、耳鳴りがやわらぐこともある。
脳卒中や感染症が耳鳴りをひきおこすことがある。
また、中耳にできる二つのタイプの腫瘍(聴覚神経腫とグロムス腫瘍)は、かならずといってよいくらい耳鳴りをひきおこす。
耳鳴りが突然始まったときは、こうした腫瘍ができていないか調べること。
頭、首、耳にくわえられた打撃や傷、むち打ち症は、脳震畳、脳の浮腫、神経の損傷、そして耳鳴りをもたらすことがある。
こうした事故のあとに生じる耳鳴りは、どの器官が、どの程度、どのようなかたちで傷ついたのかによって、一過性で終わることもあれば生涯つづくこともある。
耳鳴りをひきおこすのは、精神的なストレスである。
緊張したり、心配したり、気が滅入ったりすると、耳鳴りをはじめ、どんな症状でも増幅されるものだ。
長期間にわたって服用したり、大量に服用すると、耳鳴りをひきおこすおそれのある薬剤が200種類以上ある。
なかでもとくに耳鳴りと関連があるとされているのは、アスピリン、トニックウォーターやこむら返りを抑える薬に含まれているキニーネ、不整脈の治療に使われるキニジン、利尿剤として処方されることの多いフロセミド(「ラシックス」)、
おなじく利尿剤のエタクリン酸(「エデクリン」)、鎮痛剤に含まれているペンタゾシン(「タルウィン」)、マラリアの特効薬クロロキンなどである。
こうした薬物を服用中に耳鳴りが生じたら、それが原因とも考えられる。
食物アレルギーも一過性の耳鳴りをひき起こす可能性がある。
化学調味料のグルタミン酸ナトリウムを使う中華料理の愛好者はとくにかかりやすい。
とりわけ二日酔いのときなど、アルコールは耳鳴りの原因と考えられることが多い。
アルコールを断ったら、たいていは耳鳴りも消える。
軽い耳鳴りがある人は、二日酔いによってさらに悪化するだろう。
コーヒー、紅茶、コーラ、チョコレート、ココアなどに含まれるカフェインは、耳鳴り
をひきおこすことはないが、とくに大量に摂取すると、悪化させるおそれがある。
カフェインが耳鳴りの原因ではないかと思ったときは、一カ月ほどカフェイン入りのものを断って、ようすを見ること。
ニコチンのせいだとされる病気がじっに多いが、耳鳴りも例外ではなく、ニコチンは耳鳴りをひきおこしたり悪化させたりするおそれがある。
ストレプトマイシン、ネオマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシンといった抗生物質は、繊毛細胞に影響をおよぼして聴覚障害をもたらすことがあるが、それとおなじメカニズムで耳鳴りをひきおこすこともある。
こうした抗生物質を服用していて、耳鳴り(あるいは難聴)が始まったときは、医師に相談すること。
こうした抗生物質をどうしても服用せざるをえない人に朗報がある。
ミシガン大学の研究者たちがモルモットで実験したところ、
前もって鉄キレート化剤(血液中のよぶんな鉄分を吸収する)をあたえておくと、これらの抗生物質が難聴をひきおこさなかったとのことだ。
人間にこのキレート試薬を使った臨床実験が現在おこなわれている。
耳の病気であるメ二エール病の特徴は、めまい、吐き気、進行性の難聴、耳のうしろの膨満感、そして耳鳴りである。
治療法は主として減塩食と利尿剤の服用だが、非常に効き目があるとはいえない。
どの治療法もうまくいかない重症の場合には、手術をする。
だが、残念ながら、この手術は耳鳴りをなくすと同時に聴力まで奪ってしまうおそれがある。
鼓膜のうしろにある三本の耳小骨が溶けてしまうと、外耳から入ってくる音が起こす鼓膜の振動を伝えなくなり、難聴になったり耳鳴りが生じたりする。
この耳硬化症は手術で治すことができ、聴力は完全にはもどらないものの、耳鳴りはたいてい改善される。
大きな騒音にくりかえしさらされると、あとになって難聴になったり耳鳴りが生じたりする。
すでに耳鳴りのある人は、悪化する。
甲状腺機能低下症になると、皮膚の乾燥、体液の停留、疲労、寒け、便秘、だるさ、そして耳鳴りなど、さまざまな症状があらわれる。
この耳鳴りは内耳の浮腫によるものと思われる。
小さな錠剤の甲状腺刺激ホルモンを補充するだけで、こうした症状がすっかりおさまるのだから驚きである。
呼吸器の感染症、とくに鼓膜に影響をあたえる感染症ふつうの風邪やインフルエンザ(発熱をともなう場合もそうでない場合も)は耳鳴りをひきおこすことがある。
その感染症が治れば、たいていは耳鳴りもおさまる。
歯をくいしばる癖や歯ぎしりの癖があると、やがて歯の噛み合わせが悪くなり、歯がすり減り、顎関節に異常が生じ、耳鳴りがするようになる。
歯科か口腔外科にかかれば、症状を緩和できる。
高コレステロールや異常に高い血中脂肪が耳鳴りと関連があるのは、たぶん動脈硬化を促進するからだろう。
食事療法か薬物療法で脂質をできるだけ正常値に近く保つと、耳鳴りを予防できるかもしれないが、正直なところ、症状が出てしまって治った例にはお目にかかったことがない。-----
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カテゴリー:難聴
耳鳴り
5年くらい耳鳴りに悩まされている、母親が読みたいとの事で、購入。
ストレス性のものなど、原因はたくさんあると思いますけど、とても、悩まされる症状の1つだそうです。
耳鳴りには蜂の子が良いといわれていますので、母親も飲んでいます。
早く治るといいなあ。と思っています。
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アメリカでは4000万人、およそ7人か8人に1人の割合で(65歳以上にかぎると3分の1の人が)耳鳴りに悩まされている。
耳鳴りとは頭のなかで音が聞こえる現象をいい、ジージー、リンリン、シューシュー、ブンブン、ゴーゴー、カーンカーン、ボンボン、カチカチなど、その聞こえ方を数えあげたらきりがない。
耳鳴りは聞こえたり聞こえなくなったりすることもあるが、往々にして一生つづき、生涯つき合っていくしかなくなる。
耳鳴りがするのは片耳か両耳か、あるいは頭のなかのどこかだが、ときには体の外から音が聞こえてくるような気がすることもある。
耳鳴りがしても、たいていの人はなんとか対処し、折り合いをつけて暮らしていけるものだが、生活に深刻な影響をうけるケースが6パーセントもある。
『スター・トレック』の主演でよく知られている俳優ウィリアム・シャトナーも、耳鳴りに悩まされていたそうだ。
頭のなかで響く音があまりにひどいので、一時は本気でこのまま生きていてもしかたないとまで思ったという。
耳鳴りに悩まされている人たちはどんな状態に耐えているのか。
ジェット機がたえまなく離着陸する滑走路のすぐそばにある、アパートの一室にいる状況を想像してみるとよい。
エンジンの轟音が昼夜の別なくしょっちゅう聞こえてくる。
食事をしたり、テレビを見たり、電話で話したり、眠ろうとしたりしているあいだじゅうである。
うるさい轟音にたえず包まれていて、逃げようもない。閉じるドアもなければ、耳栓もないし、逃げていくところもないのだ。
カテゴリー:難聴
難聴
65歳以上の高齢者のほぼ3人に1人が耳鳴りや難聴の悩みを抱えているといわれています。 耳鳴りも難聴も本人以外はその苦しみは理解できません。
耳鼻科を受診しても、原因が分からず、有効な治療が行われないことが少なくありません。
こうした現代医学で原因がはっきりつかめない病気に対しての代替医療への関心が高まっています。
薬効植物に含まれる成分は非常に複雑で、どの成分がどのように効果的に働いているのか 判明していないものもありますが、人に有効な植物が薬草として各地に伝わっています。
薬効植物を利用した療法の考え方は、人の自然治癒力(免疫力)が機能していれば症状が改善され、 健康な状態を取り戻すことができるということです。
本書は、薬効植物や抽出成分を利用した 実体験を通して、その成果を紹介しています
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あなたはあるパーティーで古い友人に出会う。
二人で思い出話をしていると、その旧友の奥さんが通りかかり、会話にくわわってくる。
この前会ったときには、その奥さんの話しぶりになにも問題はなかった。
ところがいまの彼女は、ひどい小声でなにやらつぶやいているだけで、言っていることがひとことも聞きとれない。
こちらの耳のせいではない。夫のほうが言っていることはだいたいわかるからだ。
それから何週間かして、たまたま会った別の女性も、やはり言葉がはっきりしないことがわかる。
そこであなたは、最近の建築の音響効果に問題があるのだろうかと考えはじめる。
あなた自身の耳が遠くなっているということにはまだ思いあたらない。
こうした状況に覚えがあるなら、あなたはおそらく聴覚障害をかかえている。
アメリカではそういう人が約3000万人いて、そのうち900万人が65歳以上である。
65歳から70歳の人たちの30パーセント、75歳以上の人たちの40パーセントが深刻な難聴に悩んでいるのだ。
なにが難聴をひきおこすのか
人生のどの段階でも、難聴をひきおこす原因はいくつかある。
先天性異常、遺伝的欠陥、あるいは母親の妊娠中の問題のために、生まれつき耳の聞こえない子どもがいる。
耳や、聴覚メカニズムのどこかが、大きな音や(とくに中耳や内耳の)感染症、腫瘍、ある種の薬剤、とくにストレプトマイシン、ネオマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシンといった抗生物質によって、傷つくこともある(こうした薬のどれかを摂取していて聴力の低下や頭のなかで雑音がするのに気づいたら、すぐに医師に知らせること)。
もしあなたが、こうした薬物しか効かないような重い感染症にかかり、厄介な副作用があってもそれを摂取しつづけなくてはならないなら、朗報がある。
ミシガン大学の研究者たちがモルモットにこれらの薬物を摂取させ、さらに血流中のよぶんな金属を吸いとるキレート試薬で治療することによって、聴力の低下をふせぐのに成功したのだ。
現在こうしたキレート試薬の臨床試験が人間の患者にもおこなわれている。
難聴にはまた、脳になんらかの問題があり、耳から受けとる情報を解釈できなくなっているという場合もある。
こうした人は、言われていることは聞こえるものの、それを理解できない。
だが、加齢にともなう難聴は、特別な種類の聴覚障害である。
高音が聞きとれなくなるのだ(女性の声、電話の音、電子音や信号音)、そして自然愛好家であれば、鳥のさえずりなどが。
この選択的な難聴は、耳のさまざまな部分で起こる変性の組み合わせによるものだ。
鼓膜は弾力性を失い、音波が当たったときにうまく振動しなくなる。
そうした振動を内耳に伝える中耳の小さな三つの骨も、やはりうまく動かなくなる。
そして最も重要なのは、蝸牛のなかの有毛細胞が正しく働かないことだ。
蝸牛とは内耳に位置する、カタツムリのようなかたちをした渦巻状の管で、液体がいっぱいに詰まっている。
その蝸牛の毛が音や振動に反応したときに神経インパルスが生まれ、聴神経を経由して脳に伝わったあと、意味のある音として解釈されるのだ。
加齢にともなう聴力の低下は、人生の質に重大な影響をおよぼす。
こうしたかたちの難聴をふせぐ方法は、おそらく大きな音に慢性的にさらされるのを避けるという以外には、なにもない。
低脂肪の食生活が予防に役立つと言う医師もいるが、まだ証明されるには至っていない。
難聴を治療する唯一の手段は、補聴器やその他の増幅装置である。
どういうわけか自分の聴力が低下していることを認めず、なんの手も打とうとしない人は多い。
彼らも自分に正直になってみれば、何カ月あるいは何年ものあいだ、じつにたくさんのことを否定したり無視したりしてきたことを認めざるをえないだろう。
奥さんに小声でつぶやくのをやめるようにと、不当にもうるさくせっついていたはずだ。
また、自分のまわりで起きていることが耳に入ってこないせいで、不機嫌になったりいらいらすることもあっただろう。
電話機のすぐ近くにいなければベルの音が聞こえず、いざ電話に出たときには、相手の人に、もっと大きな声で、とか、もう一度言ってくれ、と頼んでいたのではないか。
こうしたすべてが、あなたの聴力に難があることの証拠なのだ。
補聴器が必要であることをたしかめるために、25デシベルの検査を短詞してみるといい。
まず静かな都塵を見つける。
片腕を横にまっすぐ伸ばし、親指と人差し指を軽くこすりあわせる。
そうしながら指を耳のほうに近づけ、どのくらいのところで指のこすれる音が聞こえはじめるかを鬼るのだ。
25から20センチ離れたところで聞こえるのが望ましい。
10センチでも聞こえなければ、聴覚の専門医に診察してもらうこと。
医師はあなたの耳をのぞきこみ、耳の穴があかでふさがっていないことをたしかめる(どれだけの数の「難聴」がちゃんと耳そうじをしたあとで治るものか、きっと驚かれるだろう)。
そのうえで聴覚を検査すると、医師はほぼかならず、あなたの片耳もしくは両耳が高周波の音を聞きとれないことをつきとめる。
この状態は老人性難聴と呼ばれる。
そのあとで小さな補聴器をつけられるが、これは耳の穴のずっと奥深くにフィットし、ごく近くからのぞきこまなければ外からは見えない。
こうした小さな補聴器で一挙に問題が解決できるというのは、まさしく驚きだろう。
ただし難聴がひどくなったり、問題が耳にではなく脳にあるときには、それよりもずっと大きな、きわめてよく目立つ装置が必要になる。
補聴器の値段
こうしたすばらしい小型補聴器の値段は、左右で4、5000ドルもする(なかにはひとつしか補聴器が要らない幸運な人もいる)。
「そんなに高価でないものはありませんか?」と訊くと、もっと安価なモデルもあるにはあるが、
ふつうこうしたデジタル式のタィプほど性能がよくないのだと言われるだろう(デジタル式がこれほど高価なのは新型だからで、一、二年もすれば値段は下がるだろうと期待している)。
もしそれだけのお金を出せないのであれば、あなたはずっと耳が不自由なままでいなくてはならない。
アメリカでは、いかなる種類の健康保険であろうと、事実上どこからもそのための費用は支払われないだろう。
補聴器は、たとえば新しい心臓弁のような必需品ではなく、贅沢品だと考えられているのだ。
たとえばイギリスの国民健康保険では補聴器の代金がまかなえるし、その他数ヶ国の政府による健康保険でも可能だ。
この世界一豊かだと言われる国で、金銭的余裕がないために補聴器(あるいはメガネや義歯)を買えない高齢者が、ずっと難聴(または視力の低下や食べ物が噛めない状態)に耐えていかねばならないよう運命づけられていることには怒りを禁じえない。
5年から10年前までの補聴器は、現在のものよりはるかに大きく、ずっと目立った。そしてピーピー鳴るうえに音がひずみ、しかも鼓膜に当たる音すべてを増幅した。
レストランでは皿ががちゃがちゃいう音にも、耳もとでそっとささやかれる愛の言葉とおなじだけの優先権をあたえた。
要するに、ある音と別の音との区別ができなかったのだ。
騒音を聞かされるくらいなら静かなはうがいいと大勢の人が考え、補聴器をつけるのを拒んだ。
しかし現在の装置は当時よりもはるかに進歩した。
目立たないだけでなく、よけいな雑音を減らし、過度の増幅を抑えている。
そして最も重要なのは、耳を使うさまざまな場面 (静かな部屋でだれかと話をする、コンサートや劇場に行く、テレビを見る、あるいは電話で話す)に合わせてプログラムできる点である。
気をつけていただきたいが、大金をはたいても、これはけっして完全なものではない。
しかし注文にあたって、すべてが遵まかせだというわけでもない。
たいていのメーカーは、一ヶ月くらいの試し期間のあと、もしあなたが気に入らなければ代金を返してくれる。
ただし、ひとつご注意を。
こうした補聴器には小さな電池がついていて、それを本体のおなじように小さな蝶番式のホルダーにさしこまなければならない。
もしあなたの手が震えたり、目がよく見えなかったりすれば、扱いに苦労するだろう。
だからあなたが意を決してこれらの補聴器を買うか、あるいは試してみようというときでも、まず見本を見せてくれるように頼み、自分が電池を扱えるかどうか試してみることだ。
目は適正なメガネや白内障の手術によってはっきり見えるようになるが、補聴器はそこまでの効果をもたらさない。
20歳のころのように聞こえるということはなく、聞きまちがえたり、相手に聞き返さなければならないこともあるだろう。
しかし補聴器をつけることで、自分に向かって言われたことは、パーティーの場で女性からかけられる言葉であっても、前よりわかるようになる。
孫たちとの会話をつづけることもできる。
うれしいことに、庭で鳥たちがさえずるのをやめてしまったのでないのにも気づく。
総じていえば、補聴器のおかげでかつての精力的な自分をとりもどせたら、人生は豊かになり、老けるどころか若くなったと見られるだろう(たとえ、ものを噛んでいるとたまにピーという雑音が入ったとしても。)
難聴について覚えておきたいこと
1 加齢による聴力の低下(老人性難聴)はごく典型的な、予測できる事態だ。
女性の声や電話のベルといった高周波音が、騒がしい場所ではとくに聞きとりにくくなる。
2 このタイプの難聴の予防法や治療法はないが、ひどく大きな音はつねに避けるべきだろう。
3 老人性難聴は、女性よりも男性に多く見られる。
その過程は50代で始まり、気づかないうちに容赦なく進行する。
4 補聴器は、白髪やメガネや入れ歯とおなじように、不名誉なものではない。
目がよく見えるようになりたければメガネをかける。
ものをよく噛めるようになりたければ義歯やインプラントを入れる。
あなたが自分の難聴を否定する理由はないし、事態をよくする唯一の手段、つま り適切に調整された補聴器を手に入れることをせずに、自分の難聴を正当化する理由もありは しない。
5 日分に向かって言われていることを聞きとれない状態で老後の年月を過ごしていくのは、うつや引きこもりの重要な原因となり、
家庭や仕事場での個人的、社会的問題をひきおこすこともしばしばある。
6 最新型の補聴器は、ほとんど目につかないし、以前の装置がかかえていた難題の大部分を排除するようにセットできる。
7 有能な聴覚学者が選んで調整した、正しい補聴器に身をゆだねてしまえば、あなたは齢をとっても人生の質を維持するという闘いに勝利をおさめられるだろう。
カテゴリー:難聴
耳鳴りの二つのタイプ
5年くらい耳鳴りに悩まされている、母親が読みたいとの事で、購入。
ストレス性のものなど、原因はたくさんあると思いますけど、とても、悩まされる症状の1つだそうです。
耳鳴りには蜂の子が良いといわれていますので、母親も飲んでいます。
早く治るといいなあ。と思っています。
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耳鳴りは、熱や痛みと同じく、病気ではなく、ひとつの症状である。
耳鳴りには自覚的なもの(本人にしか聞こえない音)と他覚的なもの(ほかの人にも聞こえる音)がある。
他覚的耳鳴り
他人にも聞こえる他覚的耳鳴りには、つぎのような原因があげられる。
関節炎にかかっている顎関節が、ものを噛むときにたてるきしむ音。
頭をまわしたときの首の骨がこすれる音。
中耳の耳管が、ものを飲みこんだときカチカチと鳴る。
口蓋の筋肉がくりかえし収縮する音。
脳へいく血液が、一部詰まった頸動脈を通るときの脈うつ音。
頸静脈を流れる血液がたてる正常な音など。
自覚的耳鳴り
自覚的耳鳴りは、本人にしか音が聞こえず、他覚的な耳鳴りよりも多く見られる。
自覚的耳鳴りは年齢をとわず生じるし、考えられる原因も多い。
カテゴリー:難聴


