加齢による耳鳴りへの対処法
5年くらい耳鳴りに悩まされている、母親が読みたいとの事で、購入。
ストレス性のものなど、原因はたくさんあると思いますけど、とても、悩まされる症状の1つだそうです。
耳鳴りには蜂の子が良いといわれていますので、母親も飲んでいます。
早く治るといいなあ。と思っています。
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加齢による耳鳴りだということがはっきり分かれば、試してみるとよいことをいくつかお教えしよう。
遮蔽音を聴かせるマスカー法は厄介な耳鳴りに対処するよい方法といえる。
この方法で少なくとも65パーセントの人が、あまり耳鳴りが気にならなくなるとしている。
耳鳴り遮蔽器(マスカー)は耳に装着して耳鳴りよりも耳に快い音を出す。
状況に応じて音を大きくしたり小さくしたりできるし、音の高低や音質を変えることもできる。
ウィリアム・シャトナーは、耳鳴りに悩まされ失意の底にいたとき、この分野の著名な研究者、メリーランド大学のポーウエル・ヤストレポフの助けをもとめた。
ヤストレポフは「ホワイトノイズ(白色雑音)」を出すマスカーを開発した。
ホワイトノイズというのは、FMのダイアルを回すと局と局のあいだで聞こえる空電による雑音に似た、全周波数域の雑音である。
この雑音を一日数時間、一年半、ときにはもっと長期にわたって聴きつづけると、耳鳴りの不快な音に鈍感になるというものだ。
この治療をうけた患者の80パーセントがそうだが、シャトナーもこの治療で耳鳴りがあまり気にならなくなったという。
補聴器も、たいていひどい耳鳴りよりはましな環境音を増幅することで、耳鳴りをあまり気にならなくしてくれる。
不安症の治療によく使われるアルプラゾラム(「ザナックス」という処方薬の名のほうがよく知られている)は、これを使った患者の76パーセントで耳鳴りの改善が見られる。
バイオフィードバック療法(自分の神経的・生理的状態を計測データとして知り、それを手がかりに自分の身体機能のコントロールを学ぶ方法)は、厄介な耳鳴りをかかえた患者の助けになる例もある。
大きな音(音楽、動力工具などの工業騒音)に常時さらされていると、耳鳴りを悪化させる。
そうした音はなるべく避けるようにし、避けられないときは耳栓をするとよい。
ホメオパシー(同種療法といい、その病気に似た症状を起こす物質を微量投与して治療する方法)、鍼、カイロプラクティック(脊柱指圧療法)といった主流ではない療法は、耳鳴りの治療効果が証明されていない。
ただし、生薬のイチョウ葉エキスは別かもしれない。
イチョウの葉を原料とするこの生薬はドイツで最もよく処方されている「天然」薬品である。
ドイツでは医師が年間500万件あまりも処方しているそうだ。
ヨーロッパの医学文献には、イチョウ葉エキスは脳への血流を増やすので耳鳴りを抑える効果があるとする報告がいくつかある。
アメリカでは、患者のイチョウ菓エキスにたいする関心は高いのだが、ほとんど研究の対象とされてこなかった。
ただし、使いはじめる前に、医師に相談して腎臓の浄化値をたしかめておくとよい。
イチョウ菓エキスにはアスピリンに似た抗血小板作用があるので、多量のアスピリンを服用していたり、抗血液凝固剤を使っていると、血液を薄めすぎてしまうおそれがあるからだ。
耳鳴りについて覚えておきたいこと
1 耳鳴れソはかならず徹底的に調べるべきである。
耳の怪我や鵬懸染症、薬物、アレルギー、ニコチン、カフェイン、アルコールといった、治せる原因によるものがあるからだ。
こうした原因を治したりとりのぞいたりすれば、たいてい耳鳴りは消える。
2 加齢にともなう耳鳴りは、内耳の繊毛細胞が損傷されたために生じると思われる(高音難聴である老人性難聴も同様)。
3 老化が原因の耳鳴りは通常治せないが、やわらげることはできる。
頼みの綱の治療法は、いやな雑音のかわりに、もっと快いさまざまな雑音を聞かせるマスカー法である。
抗不安剤や抗うつ剤が耳鳴りの緩和に効くこともある。
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