骨折しないうちに骨の状態を知っておく
3万人の骨密度を測定した産婦人科医による骨粗鬆症対策の食事と治療。
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骨粗鬆症の危険因子とその予防法が以前書いた記事で分かったと思う。
それでは、予防努力がうまくいったかどうか、どうすればわかるのか。
予防策をあれこれとったのに、依然として骨がカルシウムを失いつづけ、どんどん細くなっているなら、対処の方法がいくつかある。
自分の骨の状態を調べるのに、骨折したり背骨が変形するまで待つことはない。
骨の状態を知る最良の方法は骨密度測定である。
これは大腿骨、背骨、手首の骨、ときには全身の骨で、ごく狭い範囲にX線を当てて測定する。
かならず少なくとも二ヶ所の骨を調べること。
大腿骨ともうひとつどこかべつの骨がよい。
骨密度検査は時間がかからず、苦痛がなく、ごく少量の放射線を当てるだけでよい新しい技術である。
更年期の女性をはじめ、骨粗鬆症になりやすい人はみんなうけるべきだ。
乳がん検診と違って、いつうけたらよいかを教えてくれる公式ガイドラインがまだない。
それに、遺憾なことだが、たぶん患者が自分から頼まなければならない。
というのも、アメリカの家庭医の3分の2が、(患者よりも知識があるはずなのに)この検査のことを患者に教えていないからだ。
骨密度検査は、実施経験の多い検査センターでうけること。
そのほうが検査結果の読みとりが正確である公算が大きい。
さらに、できれば二重エネルギーX線吸収測定法(DXAまたはDEXA)をうけるとよい。
これは二重の低強度X線を当てて検査する最新の方法で、飛行機に乗るときのボディチェック程度の放射線しか当てない。
DXA装置のある検査センターが近くに見つからないなら、ほかにもいくつかうけても大丈夫な検査法がある。
当てる放射線はいくぶん多いが、それでもごく少量である。
たとえば、二重光子吸収測定法、背骨を調べる定量的CT法(QCT)、手首の骨を調べる末栴骨QCT、手の骨を調べるX線吸収測定法などがある。
放射線を当てずにおこなう骨粗髭症の検査方法としては、超音波検査がある。
これは骨に音波を直接当てて、それに反応する骨の振動を測定するものだ。
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