更年期障害の症状:いらいらする
中高年男性注目のハーブサプリメントです。
ドイツでは医療機関で処方されるほど効果があると聞き、ぜひ父にプレゼントしようと購入しました。
父が前立腺肥大のため、試しに使用させてみました。元々、軽症状でしたが、最近特に調子も良いようです。継続してみようと思います。
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ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)
更年期に顕著に見られる症状。
50〜75パーセントの女性に生じる。
典型的な発作として、肌が紅潮し、顔や背中や胸にどっと汗が流れる。
暑く感じ、動惇がする。
こうした症状がたいてい1分から3分つづき、そのあと冷えを感じる場合が多い。
この発作は一日に数回起こることもあれば、ときたま起こるだけということもある。
なにもしないのに自然に起こることもあるが、どちらかといえば、
暖房が強すぎたり、アルコール、カフェインの入った飲み物、熱い飲み物を飲んだり、香辛料のきいた食べ物を食べたり、ストレスがかかったりすると起こる。
なにが原因でホットフラッシュの発作が生じるか、どのくらい激しいか、どのくらいつづくかは個人によって違うが、それぞれの発作のパターンは一貫していて予測できる。
夜中に大量の汗をかいて目がさめ、ふだんの睡眠パターンがくずれるために、翌日、疲労感が残りいらいらするというのも、更年期の女性に特有のもうひとつの症状である。
ホットフラッシュの症状は、出たり引っこんだりしながら2、3ヶ月で終わる人もいれば、5年以上つづく人もいる。
生活を脅かすほどのことはないが、不快だし不便だ。
ホットフラッシュはエストロゲン不足によって起こる。
人間の体は通常きわめて効率的に体温を一定に保っている。
この体温調整機能をコントロールしているのが脳の視床下部で、その視床下部の働きに影響をあたえるのがエストロゲンである。
エストロゲンが減少すると、視床下部が反応し、たちどころに体温を上げてホットフラッシュを起こす引き金となるホルモンの分泌をうながす。
こうした症状が血管運動を不安定にし、血管の膨張や収縮となってあらわれるとされている。
エストロゲンを補充すれば、ホットフラッシュをふせぐか、症状を軽減することができる。
しかし、エストロゲン補充療法をうける気がない人は、とくに夏場には、綿の軽い服を重ね着し、発作が起きたらすぐに氷水を飲むとよい。
チョコレートやアルコールやカフェインを避けたほうが、症状が楽になるという女性もいる。
降圧剤のクロニジン(「カタプレス」)もしばしばホットフラッシュの発作をふせぐ効果があるが、副作用が多すぎ、とくにめまいや疲労感をともなうという副作用みたいなものもある。
それに、この薬は急に服用をやめると、禁断症状をひきおこすおそれもある。
膣の乾燥
エストロゲンが乏しくなると、膣が乾き、短く狭くなり、脛の粘膜が薄くなって、感染症、炎症、尿失禁にかかりやすくなる。
こんな状態では、セックスは快感よりも苦痛しかもたらさない。
だからといって、怖じ気づいてやめてしまうことはない。
こうした不利な条件でも高いレベルの性生活をつづけていれば、長期にわたって脛を使わないことによる脛壁の衰え(萎縮)を最小限に抑えることができるからだ。
事態を一時的に改善する方法がいくつかある。
「KYゼリー」のような水性の潤滑剤や「レプレンズ」(処方箋がなくても買える)のような脛にうるおいをあたえるクリームを使用するのもそのひとつであり、
弱くなった腔の筋肉の緊張状態を強めて、性感を高め、尿失禁をふせぐやり方を覚えるという方法もある。
こうした、骨盤や泌尿生殖器の筋肉を意識的に収縮させる方法をケーゲル体操という。
かかりつけの婦人科医やちゃんとした理学療法士なら、この体操のやり方を教えてくれるだろう。
こうした改善方法はいずれもそれなりの効果はあるが、ホルモン補充療法ほど有効ではない。
ホルモン剤には飲み薬と貼り薬と脛クリームがある。
腔クリームは即効性があり、数週間で効果があらわれるが、飲み薬と貼り薬は、脛のうるおいが正常にもどるまでに数ヶ月かかる。
尿失禁
更年期の女性の25〜50パーセントが経験してとまどいを覚えている一般的な症状。
膵の場合と同じく、エストロゲンの分泌が少なくなると、尿管も粘膜が薄くなる。
膀胱の働きを左右する骨盤の筋肉も弱くなる。
尿道(膀胱から尿を送る管)の収縮圧が低下して、尿が体外に漏れるのを抑えきれなくなる。
だから、くしゃみやせきをしたり、笑ったり、運動をしたとき、尿が漏れてしまう。
尿失禁もケーゲル体操などで骨盤の筋肉を強化することで改善できるが、ホルモン補充療法のほうが有効である。
エストロゲンが、骨盤周辺の器官への血液の循環をよくして筋肉を強くする。
ホルモン補充療法でも治らず、体操をしてもだめで、おむつやパッドをつけて暮らさなければならない場合には、外科的に症状を改善するかどうか、かかりつけの医師と相談するとよい。
乳房の垂れ
更年期の多くの女性にとって悩みの種である。乳房が垂れるのは乳腺組織が脂肪に変わってしまうからだ。
だから、乳房が大きいほど垂れもひどい。
垂れを最小限に抑える唯一の方法がホルモン補充療法で、これは乳房を支える乳腺組織が脂肪に変わるのを遅らせてくれる(もっとも、エストロゲンには乳腺を増殖させる働きもあるので、この療法をうけた女性のなかに乳房が張った感じがすると訴える人がいるのは、おそらくそのせいだろう)。
乳房には鍛えるべき筋肉がないから、体操をしてもむだである。ホルモン補充療法でも乳房の垂れをとめられず、胸のかたちが気になる女性には、美容整形という手段もある。
体毛の変化
閉経期にエストロゲンが減ると、相対的に男性ホルモンのテストステロンが増える女性がいる。
そのせいで、体や顔のうぶ毛が太く濃くなり、頭髪や恥毛が薄くなる。
こうした変化への対処法はいくつかあるが、いちばん有効なのがホルモン補充療法である。
とはいえ、電気脱毛治療をうけたり、自分で抜いたり、脱毛クリームを使ってむだ毛の処理をしてもよい。
皮膚の老化
長時間にしろ短時間にしろ日光を浴びるのが好きだった女性は、皮膚がたるんだり、皮膚にしわがよったりしやすい。
喫煙の習慣は事態をさらに悪化させる。そして、エストロゲン不足がとどめの一撃となる。
更年期に皮膚が薄くなり、弾力性を失うのは、皮膚に張りをもたせる物質(コラーゲン)をつくる力が衰えるからだ。
こうした変化にたいする対処法として、ホルモン補充療法には皮膚の正常な厚さを保持したりコラーゲンをつくる力を高めたりする傾向がある。
気分の変化
生理のときに気分が変化するのに気づくかもしれない。
落ちこむ、いらいらする、集中しにくい、夜よく眠れない、といったことがあるかもしれない。
だからといって、すぐにそれをすべてホルモンのせいにしてはならない。
人生にはほかにも厄介な問題があって、そんなふうに感じることもあるからだ。
ホルモン補充療法でも問題が解決しないときは、カウンセリングや心理療法をうけることも考えてみるとよい。
性欲の減退
ホルモンの分泌力が衰えると、性欲にも影響があらわれる。
エストロゲン補充療法をうけても情熱が回復しない場合は、かかりつけの医師に少量の男性ホルモン(ひげが生えない程度)の投与を相談してみるとよい。
骨粗髭症とは、骨のカルシウムが不足し、骨が薄くなり、骨折しやすくなる疾患で、閉経後の女性にとっては死や身体障害につながる場合も多い。
若いころは、食べ物でとったカルシウムが骨に蓄積され、エストロゲンの作用で骨にとどまっている。
しかし、卵巣のエストロゲン分泌能力が低下すると、カルシウムが骨に沈着しなくなり、それどころか、骨にすでにあるカルシウムが溶出しはじめる。
骨粗紫症をふせぐには、こうしたメカニズムと逆のことをすればよい。
つまり、理想を言えば、更年期の女性はエストロゲンを服用し、十分なカルシウムを食事や栄養剤で摂取し、
骨に必要などタミンDをつくれるように皮膚にたっぷり日光を浴び、運動をするべきである。
痩せすぎ、喫煙、適量以上のアルコールはいずれも骨粗素症を悪化させる。
エストロゲンに代わり、骨粗紫症を遅らせる効果のある薬剤がいくつかある。
「フォサマックス」、カルシトニン、持続性フッ化ナトリウム、ラロキシフエン(「エビスタ」)などである。
心臓疾患
閉経前の女性は、女性ホルモンのおかげで心臓発作が起きにくい。
しかし、エストロゲンが低下すると、総コレステロールが増え、「善玉」のHDL(コレステロールを運搬する血中の構成要素、高密度リポタンパク)が少なくなり、
「悪玉」のLDL(低密度リポタンパク)が多くなる。
こうした変化がプラーク(血管壁にたまった脂肪による盛りあがり)の形成を促進し、結局は冠状動脈を詰まらせてしまう。
エストロゲンを補充すると、総コレステロールを下げ、HDLを上げ、LDLを下げることで、この作用を遅らせることができる。
ただし、すでに心臓疾患にかかっている女性がエストロゲン補充療法を始めるのは危険なケースもあるようだ。
心臓疾患をかかえる更年期の女性にはホルモン補充療法を処方しない。
しかし、すでにエストロゲンを服用していて心臓疾患が見つかった場合には、急にエストロゲンの服用を中止してはならない。
服用をつづけることの是非を、かかりつけの医師と相談すること。
エストロゲンを服用しているからといって、常識まで捨ててしまう免罪符にはならない。
血中脂肪は心臓疾患の重要な危険因子ではあるが、これだけが危険因子というわけではない。
自分の体を守るためには、高血圧、糖尿病の場合の高血糖、肥満、運動不足、喫煙、ストレスなどの対策も講じなければならない。
エストロゲンを服用しようとしない女性が多いが、その大きな理由のひとつは、がん、それもとりわけ乳がんや子宮がんにかかる危険性が増すのではないかという不安である。
その不安にはたしかにある程度の根拠はあるが、エストロゲンの補充は、がんよりも死につながる危険性がはるかに大きい心臓疾患にかかるリスクを減らしてくれる。
肝心なのは、エストロゲンを服用している女性のはうが長生きでき、よりよい人生を送れるということだ。
糖尿病
エストロゲン補充によって予防あるいは改善できる疾患のひとつに、最も新しくくわえられた。
成人病にかかっている更年期の女性2万4000人以上を対象に最近おこなわれた大がかりな研究で、エストロゲンを服用している女性のほうが血糖値が低いという結果が出た。
また、エストロゲンを服用していない女性は、糖尿病の発症率が服用している女性の五倍という結果も出ている。
なぜエストロゲンに血糖値にたいする好ましい効果があるのかはあきらかではない。
だが、大多数の研究者は、エストロゲンがおそらく体のインスリン抵抗性を低くするので、血糖値を低下させるインスリンの働きを高めるのではないかと考えている。
こうした研究データを踏まえて、糖尿病の家族歴のある更年期の女性はホルモン補充療法を考えてみるのもよいのではないだろうか。
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